災害時に、自ら避難することが困難であるため、円滑かつ迅速な避難の確保などの支援を要する方を「避難行動要支援者」と言います。
「避難行動要支援者」の要件は自治体ごとに定めており、八王子市では次の5つの要件に該当する方としています。
- ① 要介護3以上の認定を受けており、施設入所していない方
- ② 次のいずれかに該当する障害者手帳所持者で、施設入所していない方
(障害者手帳の内容で判断する。)- 【自力避難が困難な方】
- 【避難情報の入手が困難な方】
- 【避難の判断が困難な方】
- ③ 75歳以上のひとりぐらし高齢者で、自力避難が困難かつ同意をする方
- ④ 75歳以上のみの世帯で、自力避難が困難かつ同意をする方
- ⑤ その他、特に災害時に支援が必要と市長が認める方
この中で、民生委員・児童委員は高齢者世帯実態調査を通して③と④に該当する方を予め把握し、さらにハザードエリア(災害時に浸水や土砂災害などに見舞われる可能性が高い地域)にお住まいの方については、災害時に取るべき行動をまとめた個別避難計画書を本人同意の上作成します。
災害が発生した際には、「個別避難計画書」に基づき、民生委員・児童委員が避難行動要支援者の安否確認を行います。
ご不明な点がございましたら八王子市福祉部福祉政策課までお問合せください。
八王子市役所 福祉部福祉政策課
電話:042-620-7454